2008-05-01 非現実の王国で diary 死に至る病とは絶望のことである という有名な出だしがあるけれど 絶望のひとつ手前くらいに 孤独というのがあるのではないかと思う 今日 映画を見て 想像力は孤独を救えるのだと思った 想像力が失われるとき 人は絶望に向かうのかもしれない 現実逃避という名の一種の想像力が ヘンリー・ダーガーを創作へと導き 生きながらえさせたのだろうか きっと彼には美しいものがいっぱい見えたんだろうな だけど 彼の孤独を感じて それがあまりに深いように思えて 涙が出た