le foujita
藤田嗣治の絵をはじめて見たのは
改装する前の関西日仏学館にあったカフェ
le foujitaでのこと
フランスへの漠然とした憧れを満たしてくれる素敵なカフェに、その絵はとてもなじんでいました
7月9日 ちょうど日仏学館で「パリ祭」が行われている日に「藤田嗣治展」を見に京都国立近代美術館に行ってきました
前の日に買った「藤田嗣治「異邦人」の生涯」(近藤史人著)を前の日に三分の一読んで、残りを当日と次の日に読みました。
作者と作品の評価は別物ですが、やっぱりその時代や藤田嗣治という人となりを知っているのと知らないのとでは、展覧会の楽しみ方が違うと思います。
本を読むと、今年やっと藤田嗣治の大規模な展覧会が実現して、それを自分が簡単に見に行けるというのは、実はすごいことなんだなと分かります。
展覧会を見て、本を読んで、もう一度展覧会を見るのが理想的。
「アッツ島玉砕」という戦争画に描かれた小さな野の花を見逃したので、本を全部読んでから行っていれば…と悔やまれます。