[]下鴨納涼古本まつり 1

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今年も10時の開店より少し早めに到着。去年より人が多いような気がします。古本屋のおじさんたちも「今年は多いね」などと話しているのが聞こえてきます。入り口から一番遠い100円均一コーナーへとゆっくり歩いて向かいました。お店に並ぶ本の上にはビニールシートが被せてありどんな本があるのかは、まだ分かりません。



ところが、100円均一コーナーに近づくにつれ何か様子がおかしいことに気づきました。え〜!まだ10時じゃないのに始まってるー!すでに100円均一コーナーのレジには本をたくさん確保した人々が並んでいるのです。動揺していると、大型バスが古本まつり会場に入ってきました。バスからわらわらとおじいさんおばあさんが降りてきて、たちまち100円均一コーナーに参戦。え? え?さらに動揺した私はちょっと離れたところからその様子を見ているだけ。心の準備ができていないと人間動けないものです。私のような人たちが近くにいっぱいいて、彼らもひたすら見つめるのみ。



しばらくして開店を知らせる場内放送があり、やっと動揺から立ち直りました。まずは萩書房へ。レゲエのBGMを聴きながらのんびり古本探しの始まりです。10時20分頃、「お財布の落し物が届いています。」という場内放送。みんな夢中になりすぎです。今年の場内放送は去年までのおじさんとは違い若い男の人や女性の声が多く、世代交代を伺わせるものでした。おもしろさを期待していたので、ちょっと残念。