[]秋の古本まつりレポート 1

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10月31日、京都知恩寺で行われた古本まつり2日目に行ってきました。1日目は仕事の都合で行けず、毎年気になっている古本供養(10月30日、9時半から)をまたまた見逃してしまいました。来年こそは初日の朝に行けるようにがんばります!



まず始めにいつものコース萩書房へ。「横尾忠則日記人生」(マドラ出版/1995年/9,612円)が安く手に入らないかなとずっと探していますが今日もなく、残念。大量にある「太陽」と「別冊太陽」をチェック。1978年の『手紙』をテーマにした「太陽」を見つけ、これはこないだ一冊100円で何册か買った「太陽」の中にあったような・・・。読まずに置いているので記憶が曖昧です。帰って調べてからにしようと思い(結局、家にありました)、次のお店へ。紫陽書院で気になった本。「書庫のキャレル〜文学者と図書館」(渋川 驍/星雲社/1997年)、「私の稀覯本豆本とその周辺」(今井田薫/丸ノ内出版/1976年)、「すぐわかる日本の書」(可成家編/東京美術/2002年)。なんとなく判断がつかず、財布の紐も全くゆるまなかったので一番安かった「すぐ分かる日本の書」のみ購入。続いて竹岡書店とシルヴァン書房で美術関係の雑誌と図録を見て、遅めのランチへ。すぐ近くの進々堂本店でカレーライスセットを注文。ここで、買った本を眺めながらぼーっとするのが幸せなのです。疲れた頭を休ませてあげます。



2時半から始まるアトリエ箱庭の世儀さんによる「本の病院」のお話を聞きに、再び知恩寺へ。紙と鉛筆を持って集まってきた人たちがメモを取りながら、製本についてのお勉強です。期間中、何回かテーマを変えてお話をされます。「本の病院」があるのは京都の古本まつり(年、3回)の中でも秋だけ(古本供養も秋だけ)。古本まつりも季節ごとに様子が全く違います。 この日は「THE紙:書画の心を漉く」(埼玉県製紙工業試験場/日貿出版社/1985年)という和紙に関する本を買い、合計2册で不完全燃焼のまま帰宅。あと3日あるのでまた行かなければ・・・。「古本まつりレポート 2」に続く。