庭の模様


裏庭の彩りがふえてきました。
食事をしながら、ちょうど目に入ります。
よい家に出会ったことを嬉しく思う瞬間。


表の庭は、こんな感じ。
いろいろ植わっているのだけど、名前を知らない木もある。


けっこう高い木もあって、5月頃に大家さんが依頼した庭師の
おじさんが作業をしにやってきてくれます。

10月の朝顔

濡れ縁になっている表の窓。
どういう訳か夏に朝顔がまったく咲かず、あきらめていたのだけど、
10月になって急に咲きはじめた。この分だと11月も朝顔が咲いていそう。

表側の庭には、秋の七草フジバカマも咲いている。

こっちは裏庭。山椒の葉が少しずつ落ちてゆく。

Let's Get Outside

一日目、鹿児島からトッピーという高速船で屋久島に向かったのだけど、
島に着いた時に、私たちの前を子連れの男の人が歩いていた。
その男の人を出迎えるために、2、3人の男の人が港に来ていて、
その歓迎ムードに目が止まった。なんだろうあの人たちは、と思ったのを
覚えている。

次の日。
友人によるガイドツアーの日。屋久杉ランドに向かう途中で、友人がお弁当屋さんに
立ち寄った。そこで、件の親子と出迎えに来ていた人たちを再び見つけた。
私の友人は、そのうちの一人と知り合いであったらしく、なにやら親しげに
話をしている。友人によるとあの人たちは、「コヨーテ」の編集の人だよ
ということだった。子連れのカメラマンさんが、私たちの宿に急遽泊まることになった
とも話していた。

屋久杉ランドでも、コヨーテさんたちが撮影しているところに出くわした。

その日の夜遅くに、カメラマンさん親子が宿にやってきた。
次の日の朝には、外のテーブルで朝食を食べる親子を見かけた。

カメラやってるんですと言ってポラロイドカメラで撮った海の写真を
一枚プレゼントしてもらった。撮影に出かけるという一行を見送った後、
友人にあのカメラマンさんは誰なの?と尋ねると、「藤代冥砂さん」という
返事。「えー!!!!!ふじしろめいさー!!!」

沖縄旅行で50回転ズの人を見かけた時くらいの興奮だった。

そして、藤代さん撮影の屋久島写真が載るということで楽しみにしていた
SWITCH特別編集「Let's Get Outside」を買って読んでまたもや興奮。

こんなふうな文章が載っていたから。

「夜になって宿に戻ると、東南の海に突き出た崖の上には、同宿の新婚夫婦が
軒下に膝を抱えて並び、宿の主人と月を眺めていた」

そんなわけで、屋久島へは新婚旅行で行ったのでした。

屋久島から帰って

屋久島では、宿で働く人がしきりに「パーマカルチャー」と
言っていた。初めて耳にする単語だったので、帰ってから調べて、
パーマカルチャーの本を2冊ほど図書館で借りて読んでいる。
永続的な農業を中心とした生活のデザインというようなことらしい。
都会でも取り入れられる考え方のようなので、私も自給自足とまでは
いかないが、少しの野菜作りから始めてみたいと思っている。
生ゴミを肥料にしたりとかもやってみたい。ゴミといえば、宿の主人が
ゴミを出すところを見たのだけど、あまりにも量が少ないので驚いた。

テレビは本当に見たい番組だけを見るようになった。食べ物や飲み物のことも
少し気にするようになった。マクロビオテックも以前は全く興味がなかった
けど、ちょっと本を読んで勉強してみたりしている。お肉は時々食べたい気もするので、
まぁ、野菜と魚中心というくらいのゆるい感じで取り入れようと思う。

深呼吸する回数が増えた。

また屋久島に行きたいと思っている。

一湊の町

一湊の町を歩く
よそ者はわれわれだけ

ぽつんと建つ珈琲焙煎所
屋久
屋根に置かれた石
さば節
十五夜にむけて編まれた綱
マリーゴールド
町にひとつしかない食堂

よろず屋でみかんをもらう
珈琲焙煎所で綱引きについて教えてもらう
やさぐれた猫をみる
ガジュマルの樹の下に座る
食堂で地元の人と話す
焼うどん
どんぶり

これも屋久島の一面
この町を歩いた時間がしっかりと自分の中に残っている

屋久島旅程


■1日目
移動の日。
伊丹→鹿児島 飛行機
鹿児島港→屋久島 トッピー(高速船)
宮浦港→宿 バス

台風が来ていたけど、船も動いていて、雨にも濡れず
宿に着けた!17時くらいに到着。
夕食を食べて、宿の本棚を見たりして、ゆっくり過ごす。

■2日目
ツアーの日。
ガイドである友人のおまかせツアー。
屋久杉ランドで水の味をくらべ、せせらぎの音をじっくり聴く。
仏陀杉や母子杉という名の屋久杉を見た。
雨の後だからか植物は水を含んで、豊かに潤って、
植物の呼吸を感じた気がした。
ツアーの後、尾之間にあるホテルの温泉に行って体を
あたため、友人夫婦と居酒屋へ。結婚祝いということで、
地魚のお寿司などをごちそうになった。

■3日目
友人の案内で島のあちこちをまわる。
大川の滝。
マングローブ
ペイタという名前のパン屋さんでイートイン。
図書室。
お土産もの屋さん。

一度宿に戻ってから、友人が「秘密の場所」に連れて行ってくれた。
ガイドブックに載らない秘密の場所。道もないようなところを
すすむ。岩を飲み込む樹の迫力。道なき道を進んで、安房川に
出る。川の岩場でほうじ茶とお芋のお菓子をいただく。
自然の中でお茶をする開放感は格別。

■4日目(十五夜
一湊の町へ。
白谷雲水峡ツアーに参加するか迷いに迷ったけど、
ツアーはやめて、一湊の町を散策することにした。

一湊海水浴場
なっちゃん食堂
綱引きの綱を見にいく

一湊珈琲焙煎所
バスで尾之間に移動
郵便局へ駆け込み風景印すべりこみゲット!
バスの待ち時間で尾之間温泉につかる
宿に戻って、十五夜の宴。
海に映る月を見ながら、ハンモックに揺られたり
ギターに合わせて歌を歌ったり。
パーマカルチャーについて訊いたり。

■5日目(京都へ帰る日)
朝日と海を見ながらコーヒータイム。
朝ごはんツアーへ。
巨木の森に名もなき樹を見にいった。
2日目よりも自分の五感が敏感になっており、
気持ちよかった。
森の中でピクニック。
ツアー終了後、ハンバーガー屋さんで昼食。
安房港まで送ってもらい、屋久島とお別れ。